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ペット可ホテルの需要

日本では一般的な宿泊施設はペット不可の施設が多いです。一方、コロナ禍以降、ペットと暮らす人は増えており、ペット可ホテルの需要は増え続けています。

愛犬家の7割は年に1回以上の旅行をするというデータもありますが、ペット可ホテルを探すのに苦労しているという意見も。全館がペット可(リードで館内を歩ける)というのが望ましいですが、工夫次第で一部客室のみペット可とすることもできます。

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なぜペット可ホテルが良いのか

ペット可というだけで宿泊料が高く設定されることが多く、収益面でメリットがあります。犬の大きさや頭数によって別途宿泊費を設定し現地徴収しているところも多く、旅行ポータルサイトへの手数料のかからない収益が単純に増えています。

また、多少駅から遠いなど立地面や、築年数が古いなどのデメリットがあっても、先に述べた通り、需要が大きいため、利用率が高い傾向にあります。

さらに、ペットオーナーの方は生活にゆとりのある方も多い傾向にあります(ちなみに犬派の方が年収が高いというデータがあります)

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どんなところが違うのか

ペット可ホテルと言っても同じ部屋で宿泊可、預かりでの利用可などありますが、弊社では同じ部屋で宿泊可を前提として扱います。ケージでの預かりで宿泊可の場合はペット可ホテルという扱いにはしておりません。

玄関先に足を洗う水道(温水シャワーが出ると尚良い)や足ふきタオル、貸出のケージ、トイレシートやフードボウル、食事処や客室など各所にリードフックなどがあると喜ばれます。その他、敷地に余裕がある場合はドッグランがあるとそれだけで宿泊しようという愛犬家の方も多いです。

犬も猫も壁紙などの設備が傷つくことも多いですが、工夫次第で上下を別々に張り替えられる壁紙を使用するなどで修復費用の抑制に繋げられます。その他、滑りにくい床材にしたり、畳の部屋を減らすなども有効です。故意かどうかにかかわらず、設備に損壊があった場合は宿泊者負担にしている宿も多く、この点でマイナスが発生するリスクは少ないです。

最初からペット可物件として建築されている場合はコンセントの位置を高くするなど事故対策もありますが、後からの改修では変更ではできないこともあります。実際の利用者へ注意喚起で防げるトラブルもありますので、ホームページや、チェックイン時に十分説明をするようにしましょう。同意書にサインを求めるなども有効です。

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デメリットもあります

これまで利用されていたお客様の中にはアレルギーがあり、ペット可ホテルは利用できない方もいます。そういったお客様を失う可能性はゼロではありません。(全人口に占める割合は1割程度と言われています)
従業員にペットアレルギーの方がいる場合は十分に考慮する必要があります。ただ、ペットアレルギーでも猫を飼っている人がいるように、命に関わる状況でなければ大丈夫という方もおり、経営者の方の判断が必要です。

糞尿の処理は愛犬家であれば当然しますが、残念ながら疎かにするペットオーナーがいることも事実です。その他、匂いや設備・備品の損壊、無駄吠えや犬同士、他の飼い主や従業員に対するトラブルなども起きないとは言えません。未然にトラブルを防ぐためにはどういったことが必要かなど、オペレーションのアドバイスもいたします。

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リピーターになりやすい

先に述べた通り、ペット可ホテルは少なく、愛犬家は数少ないペット可ホテルの情報を常に探し、ペットオーナー同士のコミュニティでも情報を共有しています。満足すればまた同じ宿に、お友達に情報を伝えたり、ということを頻繁にしており、リピーターにつながりやすいのが特徴です。

もちろん、その逆も起きます。満足がいかなければお友達にその情報を伝えることがあります。それは一般の宿泊施設でも同じことが起きますのでデメリットはペット可かどうかは関係ありません。

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宿での食事をする方が多い

ペットと行ける近隣のレストランに行くこともできますが、宿同様にペットOKのお店は少ないのが現状です。テラスのみOKというお店も多く、夏・冬は難しいです。そのため、宿で食事をという方が多く、素泊まり客以外の利用者が増え、収益面での大きなメリットがあります。

食事処では、他の犬・飼い主以外の大勢の人と同じエリアであること、良い匂いで暴れてしまうことなど、しつけができていない犬がいるとトラブルが起きる可能性もあります。オペレーションの工夫や、カートの用意、リードフックの用意などで未然に防げるトラブルはしっかりと予防しましょう。トラブル予防には半個室やパーテーションの設置、ビュッフェスタイルではなくコース料理にして各テーブルまで配膳するなども有効です。

ビュッフェからコースにすることで手間は増えますが、単価を上げることもできます。ペットオーナー、かつ車で犬を連れて旅行をする方は比較的生活にゆとりのある方が多いので、今より上質なサービスで満足のいくサービスを提供していくことで、定期的に来館してくれる優良顧客を増やしていくことも可能です。

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愛犬用の食事・グッズで追加の収益を確保

ペット可ホテルでは、愛犬用の食事を用意していることが多いです。愛犬用の食事はレトルトや冷凍食品を提供する場合もありますし、調理場で用意することも。人間とは違う食事ですので、アレルギーなどには十分注意する必要がありますが、単価が高く、収益を上げることもできます。

その他、犬と遊ぶためのおもちゃや犬用おやつなどで物販収益を上げることも可能です。モフタスではペット関連グッズの取り扱いもありますので、売店の管理などもご相談に応じます。

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SNSとの相性が良い

毎日ご宿泊のワンちゃんの写真を掲載するだけでも良いので、SNSのネタ切れになりにくく、また犬好きの人、犬と旅行をした人と繋がりやすく、SNSとの相性が非常に良いです。

宿泊してくれたお客様はフォローしてくれる方も多く、新しいサービスの情報を見て再来訪してくれるという方も期待できます。SNSも活用してリピーターづくりをしていくことでお客様をファンにしていきましょう。

近隣のペット可レストランや娯楽施設の情報なども発信することでさらにファンづくりができます。

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ペットオーナーに魅力を伝える

弊社の代表は愛玩動物飼養管理士とJCSA認定ドッグトレーナーの資格を持っています。自身もこれまで5匹の犬と暮らしてきて、現在もモフタスの看板犬 柴犬の琥珀と一緒に暮らしています。

実際に年に数回出張などでも琥珀を同行させており、全国各地のペット可ホテルに宿泊しています。愛犬家の目線で必要な情報や知りたい情報をアドバイスいたします。

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まずはご相談ください

現状を拝見し、必要なことはなにか、改修できることはどんなことか、アドバイスをいたします。ご要望に応じて対応可能な施工業者の紹介もいたしますのでお気軽にご相談ください。
※不要なセールスなどはいたしませんのでご安心ください。

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